finetrack カミナモノポールの使用感レビュー!
こんにちは。ねこ太郎です。
皆さんは、テントは何をお使いでしょうか?
テントはシングルウォール、ダブルウォール、自立式、非自立式など幾つもの要素があって、選ぶのが難しいですよね。
今回は、いくつもあるテントの中から、finetrackのカミナモノポールを使用したレビューをお届けします!
詳しい仕様なんかはfinetrackのHPを見てね。
https://www.finetrack.com/products/kamina-monopole/
使用シーン① 秋の涸沢
カミナモノポールを購入したのは昨年の5月。ちょうどコロナが猛威を振るっていたということもあり、カミナモノポールの初戦はいきなり秋だったのでした。
山行の日はド快晴!紅葉も見事で最高の日でした!上高地を出発し、良い感じで涸沢に到着。なんとコンパネもゲット!ヤベェ飲むしかねぇ!一息ついて、いざ設営!
やるぜ!(ビールを)
設営にコツいるなこれ
行く前に予行で建ててみたのである程度わかってはいましたが、非自立式ということもあり、綺麗に張るには結構コツがいる感じです。ペグダウン(涸沢なので岩で固定ですが)した後、ガイラインで四隅にテンションをかけていくのですが、ポールが一本しかなくバランスが悪いので、自立させるところまで持っていくのにグルグルとテントの周りを何周かしました。対角線の隅っこが動いちゃうんですよね。
最短で設営まで2分半という公式の動画がありましたが、やはり相当な手練れ・・・普通に10分以上かかりました・・・
後、ポール入れるのにめっちゃ力要る!まじで裂けるかと思うくらい。
オレンジのテントがカミナモノポール。その横の怪しい男が私です。
結露について
この夜は、2、3度くらいまで冷え込んだことに加え、夜中に一度霧がかかったのもあったのでしょう。ビッショビショでした・・・朝起きたらほんとにテント内に水溜りがあって笑いました。
換気には気を使っていたつもりだったんですけどね。一緒に行った職場の人達はダブルウォールだったので快適だったようです。
まぁ、シングルウォールの宿命だということでしょう。この辺は、結露を軽減する素材を使用しているということでしたが、かなり条件次第ってことかなぁと思いました。
使用シーン② 厳冬期の行者小屋
また極端ではあるのですが・・・
公式HPでは冬に使っている画像もあったので、やってみるしかねぇ!結露もしないし(凍るから)冬はベストなんじゃないか?と思い、行ってきました。
設営にコツ要るなこれ!!!
ポール入れるのにめっちゃ力いるな!寒いわ!
ガイライン意外とスペース必要だな!
やっぱ設営にコツいるな!寒い!段々めんどくさくなってきた!
という感じで、スキルの低さを露呈。結構ゼーハーしながら設営。ズボラな私。頭をよぎるのは、おうちのステラリッジちゃん・・・ポールさえ挿せば勝手に立ってくれる良い子ちゃん・・・
この夜はマイナス20度近くまで落ち込んだこともあり、翌朝にはきちんとカチンコチンになってました。
前室がありがたい
凍った
まとめ
使いこなすには力量が要るテントかなと思いました。なので、軽いからといって初心者が手を出すとちょっと思ってたのでと違うなぁってなっちゃうかもです。(そう、私のように・・・)
以下、私が思ったメリットとデメリットをまとめましたので、ご参考にどうぞ。
メリット
①軽くてコンパクト
私が使用していた2人用で、990gと抜群の軽さ!それに、非常にコンパクトだったので、厳冬期テント泊装備でも45Lで余裕でした。
②シングルウォールだけど前室がある
嬉しいよね。特に靴を外に出して置けるのが個人的に一番嬉しいかなぁ。
デメリット
①設営に慣れがいる
やっぱりここかなぁ。冬とか悪天候の時で、時間をかけたくない時は辛いかも。あとは張りが足りないと、頭の上の生地が垂れ気味になってきて、少し圧迫感が出てきます。
②結露
これはぶっちゃけ条件次第だけど!水溜りが衝撃的すぎて笑 まぁカミナモノポールというよりシングルウォールの欠点ということで。
以上、ねこ太郎でした!